備忘録やめた

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電気通信大学生に贈る,交換留学の申し込み方

要約

電気通信大学には語学留学の他に交換留学の制度もあります.申し込む際にはまず国際教育センターに相談し,国際教育センターのウェブサイトからダウンロードした各種書類に記入し,必要なものをメールや紙媒体で提出します.暫くすると面接日程調整のためのメールが送信されるのでそれに回答します.面接は2分間の英語スピーチと,その後に質問への回答があります.実際に申し込む際には国際教育センターのウェブサイト等の一次情報を参照して下さい.

はじめに

未だに大学から留学の可否についての通達がありませんが,そもそも昨今話題になっている新型コロナウイルスの影響で,8月下旬から渡航予定の交換留学が消滅しそうな予感がしてなりません.渡航中の様子を今年のアドベントカレンダーにでも記録しておこうかと考えたのですが,それが不可能になりそうなので,先に交換留学の申し込み方等を残しておきます.

一次情報

www.fedu.uec.ac.jp

実際に申し込む際は,上記の公式サイトや国際教育センターの情報を基に行動して下さい.

交換留学と語学留学の違い

異なる点 語学留学 交換留学
時期 夏季休業期間や春季休業期間 春夏または秋冬または春夏秋冬
期間 最大3週間程度 1学期あるいは2学期
語学要件 不明 あり
成績要件 不明 渡航先に依る

語学要件について

TOEICやTOFLE,IELTS等の成績が必要となります.又,中国やドイツ等,英語圏以外の国へ渡航する場合,現地語の語学要件が存在する場合があります.

例えばIELTSでは,2019年度後期申込みの場合,各大学で最低でも5.5は要求されていました.これは英検準一級に相当します.

takeielts.britishcouncil.org

www.eiken.or.jp

但し,語学要件を満足していなくても申し込みは可能のようです.詳しくは国際教育センターに相談して下さい.

成績要件について

こちらは一部の大学で要求されています.要求している最低GPAは2.5と,かなり高い点数が必要です.但し,交換留学大学一覧の註釈にあるように,秀優4点,良3点,可2点に換算できる場合もあるようです.これも,詳しくは国際教育センターに相談して下さい.

実際の申込み方法

以下は僕が経験した内容です.これからの申込みの際はこれと異なる場合があります.

国際教育センターに相談の約束を取る

実際に書類提出等をする前に,まずは国際教育センターにメールを送信し,相談の日時を決定して下さい.既に留学の意志がある場合でも,相談する事をおすすめします.これは,国際教育センターが実際の費用や注意事項等に関連する様様な資料を有している為です.又,一部の大学では授業の履修に複雑な制限を設定している場合もあり,これに関連する情報を得るためにも相談することをおすすめします.

願書一式に記入,提出する

願書一式は国際教育センターのウェブサイトからダウンロード出来ます.

交換留学願書・履修計画の学科支援担任は学務情報システムの学生カルテから確認することが出来ます.

履修科目は希望留学先大学のウェブサイトを参照して下さい.交換留学大学一覧に記載されています.

殆どの書類はメールで添付して提出しますが,一部書類は印刷して国際教育センターに提出する必要があります.また,成績証明書を提出する必要があります.これは教務課にある学割等の発行機で手に入れることが出来ます.

面接の日程調整のメールに返信する

書類提出期限を過ぎると国際教育センターから面接の日程調整のメールが送信されてきます.これに回答します.

面接をする

面接は集団面接で実施されました.初めに受検者が2分間程度の英語のスピーチをした後,面接官から質問されるのでこれに答えます.

スピーチは暗記している事が求められています.初めに名前,所属,希望大学を述べ,次に留学希望理由を伝えます.所感ですが,大体3つ位述べられれば丁度良いと感じました.

面接官からの質問は英語の場合があるとされていましたが,僕の場合は全て日本語でした.内容は様様です.渡航先の国の言語や,その国の簡単な歴史,留学に対する不安等です.特に準備しておく必要はありませんが,留学先の言語や地理程度は記憶しておくと良いです.

面接の服装は自由です.普段の通学時の恰好で構いません.

結果を待つ

今の僕の状態です.

最後に

交換留学に対する不安が積み重なり,期限ギリギリ迄書類提出を先延ばしにしてしまいましたが,先延ばしにしたところで何も変わりません.留学する意志があるのなら,さっさと提出してしまったほうが,期限間違いなどが原因の提出し忘れ等に繋がらないため,確実です.

交換留学中は生活費等は自分で払う必要がありますが,渡航先の大学の学費を払う必要はなく,電気通信大学の学費を払う事になります.又,各種奨学金も利用できます.

英語の能力は勿論必要となりますが,意外に大学の成績も必要となることにも注意して下さい.一部の大学はGPAの基準がありますし,奨学金の審査基準にGPAが関係している場合もあります.

繰り返しになりますが,実際に申し込む際には国際教育センターのウェブサイトや実際の相談で確認して下さい.